Stripe Sigmaとは
Stripe Sigmaとは、既存のStripeの決済データを元にSQLを用いて集計を行うためのツールです。以下の特長があります。
ワンクリックのセットアップ
Stripe Sigmaのスタートに特別なセットアップは不要です。トライアル開始のボタンをクリックするだけで簡単にスタートできます。インフラエンジニアを探したり、SQLサーバーを準備したりすることなく、ボタンクリック後に待っているだけで最高の集計基盤にアクセスできるようになります。
トライアル開始後に表示される通り、セットアップには最大24時間かかる場合があります。30日間無料トライアルできますので、興味が出たその時にすぐ申し込むと良いでしょう。
決済回数に基づく明瞭な手数料
Stripe Sigmaの手数料は、① ベースとなるインフラ手数料と、② 決済単位ごとの手数料、の2点で決まります。決済回数で手数料が決定されるため、事業の成長にあわせて費用を推計しやすいのも特長のひとつです。
Stripe Sigmaのランディングページには、手数料シミュレーションできるスライダーが設置されています。スライダーをスライドするだけで簡単に決済回数ごとの手数料が分かるので、事業として許容できる費用であるか瞬時に判別することができます。
Stripe Sigmaの料金体系は決済単位あたりの単価が固定のため、高額商品が売れた場合でも上振れしないのがメリットです。一方、事業を始めたばかりのタイミングでは最小の利用手数料である¥1,000が負担になるかもしれません。まずはStripeに標準搭載されているレポート機能を活用し、事業が拡大期に入ったタイミングでStripe Sigmaの利用を検討すると良いでしょう。もちろん、既に大きな事業に導入するのもStripe Sigmaの有効活用と言えます。
標準的な読み込み専用SQL
Stripe SigmaではANSI SQLに準拠した標準的なSQL構文を利用できます。このため、SQLの入門書さえ読めば、誰でもすぐに使い始めることができます。
読み込み専用のSQL環境であることも大きな特長です。誤って決済データを書き換えてしまうような操作ミスはありません。ユーザー権限の設定に頭を悩ませる必要もありません。
実行時間による課金が無いことも大きな特長です。誤って複雑で巨大なクエリを実行してしまった場合でも、Stripe Sigmaの手数料が追加されることはありません。SQLに多少不慣れであっても安心して自由に試すことができます。
上記の特長から、Stripe Sigmaの利用対象はエンジニアに限りません。マーケティングやバックオフィスなどあらゆる職種の同僚に活用してもらうことができる分析プラットフォームです。
Stripe Sigmaに興味を持っていただけましたでしょうか?ではさっそく、「セットアップ」しましょう。