はじめての分析
トライアル開始おめでとうございます。それではさっそく、Stripe Sigmaを使ってみましょう。
まずは試す
最初は、Stripeが提供するテンプレートを利用してみましょう。
「Templates」タブをクリックし、「Daily activity」を選択し、「Run」ボタンをクリックしてください。
数年分の巨大なデータを持つプロジェクトの場合、実行に10秒以上かかる場合もありますが、気長に待ちましょう。
実行に成功すると、以下のように結果がエディタの下に表示されます。
これといった環境整備をしなくても、すぐにSQLが実行できるのが大きな特長です。
左上の「New」ボタンをクリックすると、新しいエディタが開きます。テンプレートを参考に、SQLを組み立てて自由にデータを取得してみてください。事例ごとのSQL文の例や、SQLの学習については、Stripe Sigmaの公式ドキュメントを参照してください。
画面の解説
Stripe Sigmaの画面は大きく分けて3点あります
① 左パネル
3つのタブから機能を利用できるパネルです。
Queriesタブでは、あなたが保存したSQLクエリを再利用できます。チームでも共有できるので、よく使うSQLクエリは共有しておくと再利用性が高まり便利です。
Schemaタブでは、Stripe Sigmaで扱うテーブルのスキーマについて確認できます。どのテーブルにどんな列名がどのような型で保存されているか、簡単に確認することができます。マウスでホバーすることで、フォーマットなどの説明を表示します。
Templatesタブでは、Stripe社が提供する標準的なSQLクエリを利用できます。どのようなクエリを入力すれば良いか分からない場合、まずはこちらを実行してみるとよいでしょう。
② エディタ
実行したいSQLを記入するエディタです。
入力補完機能もついているので、簡単にSQLを入力することができます。
③ クエリ結果
実行結果はこちらに出力されます。
右下のDownload CSVで表示中の実行結果をCSV形式でダウンロードできるので、Microsoft ExcelやGoogle Spreadsheetで簡単に処理できます。
これでStripe Sigmaのほとんどの機能について説明できました。
シンプルで強力な、とてもStripeらしい機能だと思います。
さらに強力にStripe Sigmaを活用するために、「スケジュールとWebHookの活用」に進んでください。